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IT革命の先駆者 スティーブ・ジョブズの生涯(2011.10.8)

ステイーヴ・ジョブス・1955年2月24日生

 

素の個性


 
芸術的な感受性やシャープなセンスを持って生まれている。すべて勘とひらめきで処理する性格である。人当りの柔らかい明るく開放的な人柄であるが、やや線は細いといえる。知性的な分析、反省は苦手な方である。地道な努力を積み重ねるタイプではなく、強いて言えば天の啓示やその時の気分に影響されていく天才型である。頭の切れは良く、回転も速いが、気迷いが多くて、決断力と実行力は乏しい方である。現実社会とは遊離した理想論をふりかざす青年気質の純情さがいつまでも抜けきらなず、情にももろく、人道的なロマンチストである。夢の豊富な割にはそれを実現させる力に不足しがちである。芸術、技能、研究など、特殊な分野で天凛の素質を活かす分野が最も適している。

組織では、よほどの自由が許されない限り、我儘なお天気屋とみなされやすい。職場では人柄としては円満な人間関係をつくるが、統率者としての人間管理に限界がある。仕事にも気分にもムラが多い。詰めが甘いので、責任者としては弱さがある。


処世法

 
「偏」な世界、つまり企画、アイデア、演出、マスコミ、特殊技能の世界に縁を持てば相当な才能を発揮する。自分の好きなこれらの道を入れ込みすぎるほど集中してやる。自分の才能をひけらかす場合が多いが、言っただけのことはやる人でもある。自分の世界観が強すぎるため対人関係に問題が生じるが、運が味方すれば相当の発達ができる。


自分の美意識に非常に忠実で、それに合わないものは徹底的に排除しようとする。一方自分が好きになったものにはとことん入れ込む。物事をゼロから作り上げ、発明発見するのではなく、幅広い交友関係によって、他人の持っている才能を活用して、自分の意向合ったものを完成させようとする。出来上がったものを最後の最後まで責任を持って管理することはせず、出来上がるとすぐ別なことに関心が行ってしまう。つまり経営者資質ではなく、参謀、仕掛け人的な働きをすることに喜びを感じるタイプである。


駆け引きも上手で、相手に攻め込むスタイルである。製品開発の中身に取り組むことは苦手で、それらは有能な人間に任せ、自分は対外的な演出、アピールに専念する。理想をかざし、世間やマーケットに訴えかける才能は抜群といえるが、内部的努力、管理には脆い、弱いタイプといえる。(攻めに強く、守りに弱い)


人生の流れ


 
彼の歴史をたどると、どうも二つの角度から見ていく必要がある。生年月日だけで見るだけではなく、生まれ時刻を確定してみなければならない。彼は「印」の星と「財」の星の二つが作用している。生まれ時刻は、午前5時~7時、あるいは午後5時~7時、であろう。

では、どんな足跡を辿って来たのか?

 1972年
17歳頃までは、苦労の連続であったはずだ。失敗しやすい運気であり、何事も一生懸命やるのだが、自他ともに損失となったり、苦心が生じる。他人に迷惑をかける場合もある。

1972年~1982年
27歳頃までは、やや運気が上昇し、新しいことにチャレンジして、それなりの評価を得られる運気である。つらいことがあっても、あきらめない精神で進んでよい時である。

1982年~1992年
37歳頃までは、気持が常にブレやすく、そのため運を取り逃がす傾向である。本業と副業をやっていたり、右と左を同時に考えていたり、一つのことをやっている時に他のことを考えたりしがちである。そのため集中力がなく、迷いも出やすい。心が一定せず、意志も弱く、仕事をやめたくなる。またこの時期は目上や周囲が自分に味方するのに、自分がそれを受け入れず、破たんしてしまうことになる。

1992年頃~2002年
それまでとは全く違う生き方が開始される。つまり「接木運」である。それまでの自分の存在意義、活動方法、人生方針とは全く違う、新たな人間として人生を送ることになった。つまり、それまでの人間関係のこじれなどによって、大いに自分を反省し、人間というもの、自分の人間性というものを悟らされ、一段成長した姿になったはずである。
この時期は、マスコミ発達運といって、世間、マーケットに対し、相当な影響力を行使
できる吉運である。目立つことをやることが吉となる運気である。何をやってもうまく行く。ただし、一方では身体や財産に災難が起こりやすく、病気をすると重くなってしまう時でもある。健康にはいつも以上に注意せねばならない時期である。

2002年~2012年
この時期は、名声も人気も相当上がる運となっている。生きていても死んでいても評価抜群である。ただし、2010年と2011年と2年連続して、運の作用により、シンギュラーポイントを迎えることになる。2010年は離別と出発の時だが、吉暗示と同時であった。今年、2011年は離別の時であるが、同時に病死の運でもあった。こういうタイミングではほとんどが結論が出てしまい、死に至る。シンギュラーポイントとアドバースポイントが同時に来ていた。


彼は、編集、演出能力抜群の人と言える。人間関係を上手にできる、つまり自分の人格が高めることができることによって成功できた、といえる。人を見下すこと、理想を達成するには相手を尊重せねばならないことを学んだのであろう。ただし、自分の美学を貫くということも大切だ。それは彼はもともとできている。だから人生というのは難しい。

彼は、日本の織田信長と似ている。このような人は天才肌で、なかなか普通の国での成功は難しいが、やはり「運」が味方していないと成功はできない。同時に、「運が味方した」と感じとることができる自分、というものも必要なのだ。そこに鈍感では運は生きない。

時代の先駆者として、その奇才ぶりを存分に発揮したスティーブ・ジョブズ。冥福を祈る。

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